車長用視認性向上装置の検証
お久しぶりです。youheyです。
色々忙しかったので全然更新できなくてごめんなさい。
ブログをぼちぼち再開していこうと思います。
はじめに
今回のブログのお題はタイトル通り車長用視認性向上装置の検証です。大型アップデート1.10で追加された拡張パーツ2.0の一つですね。今までの拡張パーツと違って自分の視認範囲を上げるのではなく、敵の隠蔽率を下げる効果を持っているのが特徴です。今回はこの拡張パーツの効果を検証していきます。
【車長用視認性向上装置】
視認システム
まず前提として視界システムはwotのwikiが詳しいので見ておきましょう。検証に使用するのは発見距離の計算式です。要は視認範囲と隠蔽率と発見距離の内2つが分かれば残りの1つが求めれらるってことですね。今回は隠蔽率を求めたいので視認範囲と発見距離が必要です。また茂美は1つで隠蔽率が50、2つで80ということも覚えておきましょう。具体的な数字をまとめた隠蔽率表も貼っておきます。
【発見距離の式】
【wotwiki】
https://wikiwiki.jp/wotanks/%E3%82%B2%E3%83%BC%E3%83%A0%E3%82%B7%E3%82%B9%E3%83%86%E3%83%A0#y3c68aba
【隠蔽率表】
検証方法
マップはプロホロフカの1,2ラインで車両はObj.907とT71DAを使用します。
Obj.907は視界を取る側で視認範囲は400m,T71DAは視界を取られる側で隠蔽率が30.04(計算が面倒なので30)とします。
T71DAに茂美で隠れてもらいObj.907は少しずつ近づいて発見距離を測定し、隠蔽率の値を計算します。移動時を測定するときはT71DAにはずっと旋回してもらいます。
【Obj.907の視認範囲】
【T71DAの隠蔽率】
検証パターン⓪ 茂美なし、静止
発見距離は295m。画像取り忘れましたごめんなさい。隠蔽率表の理論値通りなので許して…
検証パターン① 茂美なし、移動
下の画像のように発見距離は305m。
【検証パターン①】
検証パターン② 茂美1枚、静止
下の画像のように発見距離は144m。
【検証パターン②】
検証パターン③ 茂美2枚、静止
下の画像のように発見距離は56m。
【検証パターン③】
検証結果
発見距離の式に視認範囲と検証で得られたデータを入れて隠蔽率を求めたものが下の画像です。
【検証結果】
検証パターン⓪と検証パターン①の比較からT71DAの移動隠蔽は27.4まで下がっているので元の30から約10%下がっていることが分かります。
検証パターン⓪と検証パターン②の比較から茂美1枚の隠蔽率は43.1になっているので元の50から約15%下がっていることが分かります。
検証パターン⓪と検証パターン③の比較から茂美2枚の隠蔽率は68.3になっているので元の80から約15%下がっていることが分かります。
※測定方法がガバガバなので1,2m分の誤差があるのは許して…
結論
車長用視認性向上装置を中戦車につけると
・車両の移動隠蔽率を元の値から10%下げる
・茂美1枚の隠蔽率は50から42.5まで下げる
・茂美2枚の隠蔽率は80から68まで下げる
という効果があることが確認できました。
つまり、隠蔽率を下げるのは引き算ではなく掛け算ということ。軽戦車につけるとより効果が大きいのでこれからは茂美に隠れていても油断できないですね。発砲時の隠蔽などより詳しく検証してくれた方がいれば教えてください~。
以上、雑な検証ですが最後まで読んでくれてありがとうございましたー。